へびどし日記

・こんにちは。

・いつまでたっても Web が本格稼動せず、このままでは見に来てくださる方がいらっしゃらないかと思いますので、
　とりあえずWeb日記だけでもはじめてみようかと思います。（もう遅いって、、）

・公開可能なことだけ公開可能なように多少事実をねじまげて書きますので、
　非常にあたりさわりのない人間に見えたり、場合によっては非常にかっこいい人間に見える可能性がありますが、
　ぜんぜん実情を正しく映していませんのでご了承ください。
　また、書いたあとに事実誤認に気づいたりしてどんどん修正する可能性があります。

・文章には著作権を主張します。無断引用はやめてください。
　(c) 2001 chihiro fukazawa. no unauthorized copy is permitted.

・ご意見ご感想ご苦情、あと最もありがたいケースとしては文中で誰にともなく投げ掛ける疑問への
　お答えなどは、Chihiro.Fukazawa@bowneglobal.co.jp までお便りくださると幸甚です。

・ではよろしくー。

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2001/10/1 mon.

会社の創立記念日で今日は休みだが雨。

雨なので昼近くまで寝てしまった。今日は部屋の模様替えに使おうと思う。
部屋の隅にオシャレなイタリアンレッドの木の棚を置いて、リファレンス系の本はそこに置いてあったのだが、
やはりぜんぜん容量が足りないので、ヨドコウのＡラックという細い突っ張り棚を置いて天井まで本棚にする。
ほんっと機能性だけの部屋になる。

例のウィルス騒ぎで急に常時接続時のセキュリティが気になりだした。
まず BlackICE Defender という監視ソフトを入れてポートを見張る。
いやー攻撃されるされるされるったらされる。
iTSCOM（旧・東急ケーブルテレビインターネット）の場合は「でっかい LAN」みたいなもので、
IP アドレスの最初３バイトが自分の IP を元に割り出せるのであとの 255 ホストを片っ端から叩いている。
みな「Web サーバーを（間違って）入れっぱなしの可能性があるかと思って HTTP プロトコルで叩いてみる」という、
ダメもとでドアをノックしてみるような攻撃ばっかりだが、だいたい１日 500 攻撃はされている。
同じ人が何十回も攻撃してくる。
面白いのが攻撃元の IP（ま、DHCP だからかりそめのアドレスだが）と、あと設定している場合はホスト名も堂々と公開して
攻撃してくることだ。多くは *** なんとかとか、*** なんとかとかもともとメーカーが設定してあるのだが、
***、***、*** というのもあった。どこの *** さんだか、*** さんだか、*** さんだか知らないが、
あまりいい趣味だと思わない。お友達に ***、***、*** という人が iTSCOM を使っている場合は、
その人クラッカーかもしれないので注意したほうがいいですよ。
Web 掲示板の中にはリモホ名を出すのもあるので検索を掛けてみたが、さすがにそーゆー人は
プロクシ（"串" ですか？）を介しているようで引っ掛からなかった。
（追記：10/5
　上記のように、他のマシンへのアタックはすべて人為的なクラッキングだという過程に基づいて書いていますが、
　これこそが最近流行っている nimda 他のマクロワームの作用で、自動的に他のホストを攻撃するように設定されている可能性が
　高いことが分かりました。なかば面白半分に他のマシンのホスト名を４日間に渡ってさらしてしまったわけです。
　ま、誰も見てない日記ですし、任意につけた最大８バイトのホスト名で、単純な苗字や名前ということもあり、
　実害はまずないと思われますが、深くおわびいたします。わたしが馬鹿丸出しなのですが、自戒を込めてこの部分の記述はこのまま残します）

無害な攻撃ばかりとはいえ、気持ち悪いので、ルーターを使ってみることにした。最初は Linux マシンにネットワークカード２枚挿しで
IP マスカレードしようかと思ったが、そのマシンのセキュリティ対策に時間を費やしては時間の無駄なので、
専門機を買った。１万数千円。安いものだ。一瞬にしてすべての攻撃が無効になった。速度も全然気にならないレヴェル。
これはいいですよ。でも買ってすぐ調子悪くなったのでオーバーホールに出す。
世間===CATVモデム===ルーター===ハブ===PCx2 という構成でつないでいるが、いざつながらなくなったらどこが悪いのか瞬時に
区別がつかない。そのうちにすべてが明らかになったらドキュメントをまとめて公開しようと思う。

配線がめちゃくちゃといえばＡＶ関係もそうだ。
テレビ、DV/VHS ダブルデッキ、VHS デッキ、8mm デッキ、LD/DVDプレーヤー、CATVチューナーを「切替機」を介してつないでいる。
VHS デッキと切替機の間、LD/DVDプレーヤーと切替機の間には謎の「ビデオ編集機」がかましてあったりして。
これもそのうち公開します。

後藤真希の 2nd ソロが、ジェシカ・シンプソンという人の「イレジスタブル」（このアルバムの M-1）というのと同じ曲なのが各所で話題。
さいきんパクりと元歌探しというのが流行っているが、パクりにもカッコいいパクリとカッコ悪いパクリがある。
いままでのモーニングのつんくの（というか "元ジャドーズ" ダンス★マンの）パクリ
（「LOVE マシーン」＜＝バナナラマ ヴァージョンの「ヴィーナス」、
　「恋愛レヴォリューション２１」＜＝ボーイズ タウン ギャング ヴァージョンの「君の瞳に恋してる」、
　「ザ★ピ〜ス！」＜＝スタイリスティックス ヴァージョンの「さよならは言えない」、、だと思ってたんだけど、もっと似てる曲あるネ）
は割とカッコいいパクリに属していたと思う。
わかりやすすぎてあざとい、という部分もあったけど。でも今度のは、ついこの春に出た、バリバリのヒット・シングルの
全曲パクリで、衣装もクリップも似ているというからあきれる。どーゆーつもりなんだろ、、。
たぶん八神純子「パープルタウン」（＜＝レイ・ケネディ「ユー・オータ・ノウ・バイ・ナウ」）、
葡萄畑「恐怖のこまわりくん」（＜＝１０ｃｃ「シリー・ラブ」）と同じ扱いで、
（ザ・ぼんち「恋のぼんちシート」（＜＝ダーツ「ダディ・クール」）も？）
使用料を払って作曲者のクレジットに原曲の人を加えて決着、という形になるんだろうなー。
後藤真希のシングルの場合特徴的なのが、Ｂ面の曲がめちゃくちゃデキがいい、ということだ。
ファンサイトでも「なぜこっちをＡ面にしないのか、、」という声が多い。
ただまあＢ面は曲調がぐっと８０年代歌謡曲丸出しで、Ａ面のような洋楽ノリ
（といってもワムの「ケアレス・ウィスパー」をＴＬＣ風にしたような悲しい曲なんだけど）
はない。洋楽ノリでカッコイイ、と言われたかったのかなー、、。それにしても、バレないわきゃないパクりである。謎は深まる。

会社と同じビルにラーメンの「げんこつ屋」が出来たので友達と行く。
狭い店内に妙に席が多いだけでなく、机と椅子が固定で、
机の上に真四角なお盆が人数分並んでいたりして、なんか息苦しいつくり。
で、店のそこかしこに「一人一人に宇宙がある」とか「みつを」調のお習字が並んでいる。
好みはすきずきだが、結構、そうとうこのテの苦手、、。
（なんでラーメン屋っていうと多いんだろうねー）

お習字といえばのりやすという人が、「ガキ使」に以前山崎邦正と一緒にお笑いコンビで出ていたが、
お笑いでは芽が出ずに役者になったが、役者では芽が出ずに新宿（だかどこだか）の路上に座ってお習字の対面販売をしている。
なんかＯＬとかが長蛇の列を作って、その一人一人の顔を見て（という触れ込み）「誰も見てないけどがんばってる」とかなんとか
（よく知らないけど）書く。するとＯＬとかがわあわあ泣いて、１円でもいいですというお皿に１万円とか置いていく。
ボロい商売である。このハナシをすると「あんた、出来るんじゃないの」と決まって言われるのがこの俺だ。
出来るかなあ。確かにできそうだ。良心が許せばな！（辛口だなあ、、。）百人に一人ぐらいは完全なデタラメ書いてみたら面白いかな。
「ぺとぷとぺとぷと、ぷとぺとぷとぺ」とか雄渾な筆致で書く。その場のノリで感動してくれるんじゃないだろうか。
（その人が「プリンプリン物語」を見てなければな！）

そののりやすが「週刊アスキー」に連載している。これも苦手でめったに見ないのだが、こないだたまたま読んだ内容がおかしかった。
要約すると「今５人で旅をしているが、旅をしているといやなことが結構ある。そんなときぼくたちの間で流行っている口癖が
『よくあること、よくあること』だ。こう言うだけで、心のわだかまりが解けて軽くなる。『よくあること、よくあること』だけで
クリアできない大きな難関の場合は、『修行、修行』というようにしている。ああ、今出会っているこのいやなことは修行だったのか。
そう思うだけで嘘のように心は軽くなっていく」わははははは。オウムまでもう一歩だぞ、それ。もうひとつ別のルートで
オウムに独自に到達した男の姿がここにある。カッケー！（＜＝かっこいいの意）

そういえば特殊漫画家の根本敬さんが韓国に旅行したとき、焼肉屋の全面に「○×△？」と雄渾な筆致で書いてあって、
あーさすが書といえば韓国が本場、と感心して同行の人が「これは、なんと書いてあるんですか」とたずねたところ、
「プルコギ」と書いてあったそうだ。まあ、そうだろうなあ。

（以上）