昔「あぶないなんとか」という幻覚剤の合成法や犯罪の手口を紹介してる雑誌が
ありましたが(読んでるなよ)その中で村崎百郎さんという人の文章がやたら
おかしくて愛読してました。広く読まれてるかどうか疑問なんで、ひとくさり
紹介します。(記憶に頼って要旨を書くものです。)
「人に恨みを持って復讐しようとする、というのではもう手遅れな場合が多い。
というのは、復讐したいほど恨みを買っている相手は、
すでに警戒しまくりで、場合によっては対策を練っているので、
下手を打つと返り討ちに合う。そこで、将来恨みを持ちそうだなと思う相手は、
初対面のうちからアタリを付けて襲ってしまう。ぜんぜん警戒してないので、
あっさり退治できる。これを予讐という」
これ、うっかり電車の中で読んでしまって(だから、よしなさいって)
声を出して笑ってしまいそうになり、往生しました。