日々叢書(この著者ちょこちょこ昔の文章直します。スイマセン)

ひさびさに雑誌の記事を書きました

だらしない性格なもので、雑誌は締め切りがきついのでほとんどやっていなかったんですが、文字コードがらみということで、本の宣伝になればいいかなと思って記事を書きました。

6月13日、翔泳社から新創刊の「開発の現場」という雑誌です。
 http://www.shoeisha.com/mag/kaihatsu/
執筆した記事は「文字コード【超】事件簿」です。題名を見ればお分かりの通り「文字コード【超】研究」を踏まえています。
600ページの本の内容を10ページで語ろうというんだからもともとムリな話で、長編に対する短編集というか、外伝というか、「八つ墓村」「迷路荘の惨劇」に対する「金田一耕助の冒険」みたいな作りになっています。

コンピューターの雑誌というと結構難しいこととか最新のことが書いていて、そんなこと書いた方がいいのかなあと少々ビビったんですけど、編集の方が「普段どおりに書いてください」「なるべく分かりやすく書いてください」との意向だったので平常心で書いています。分厚い「文字コード【超】研究」を買おうかどうか迷ってる方はお試し版として機能するんじゃないでしょうか。「【超】研究」を読んだ方も、微妙に新ネタを入れてますので読んでくださいね。

「開発の現場」とはユニークなタイトルですが、なんか同じ翔泳社で「SEの現場」という本が売れているそうです。コンピューターの本というと、いきおいコンピューターサイエンスの理論書か、スクリーンショットいっぱいのインストール本か、今年のコンピューター界のトレンドを占うみたいな本になってしまうんですが(どれも必要ですが)その間の、ホントに働いてる人が必要な雑誌を作ろうというスタンスのようで、他の記事も面白そうです。

Last Update : 2005/06/08 17:32