日々叢書(この著者ちょこちょこ昔の文章直します。スイマセン)

eMachinesのファンを換えた

eMachines、今はもう廃版の N2245(Celeron 2.20 GHz)を使ってますが、これ、
結構買った状態だとウルサいです。友達が家に来て「何ビデオの撒き戻ししてんの」と
言われるほどウィーン音がします。

こういう音は電源か CPU ファンと決まっています。電源は前のパソコンについていた
Seasonic というのが余っていたので換えてみましたが、音の犯人は CPU ファンで
あることは明らかです。

前のマシンではダウンバーストプロという、漏斗状のプラスチックのインテークをかまして、
9センチのファンをかましていたんですが、今回はもともとついているファン押さえに
ダウンバーストプロがどうやっても付かない。メーカー製品は改造をはばむために
こういうワンポイント嫌がらせをしています。

この過程で、秋葉で有名な「ネジの西川」に長いネジを買いに行きました。
お店のおじさんにもともとついているネジを渡して「これの、長さが2センチぐらいの
やつ・・・」とかいうと瞬時に店の奥から取ってきて「あい、40円ね」とか言われる。
こんなので商売成り立ってるんだろうか。結構感動しました。ま、ここで信用を積んで
大きな商売でドカンと儲けるということかな。

さて、ファンだけ換えるのは無理なので(もともと付いているインテークの穴の位置が
悪い)ヒートシンクなんて安いのでシンクごと換えることにしましたが・・・
部品換えは大概やってたんですけど、シリコングリース関係はずうっと避けて
生きてきたんですよね。

もともと付いているヒートシンクを外すと、CPUごとベリッと剥がれました。
あららー。あわてて戻してみると、PCが起動しなくなりました。なにこれ?
何が悪いの? CPUが死んだか、マザーが死んだか・・・。ま、CPUなんて安いので
買ってくることにしました。

ところが、Celeron 2.20GHz というのは Northwood といって、もう前世代の
モデルなんで売ってないんですよね。某ショップの人は「もう生産してません!
どこ行ってもないです!」と言い切りました。

でも、その並びのツクモExに行くと、さすが eMachine 売ってるだけのことは
あっていっぱいありました。2.2 はなかった。ちょっとがんばって 2.4GHz を
買いました。

で、家に帰るときに箱を開けて、取り説を見ててわかったことがあって。

CPUって、端にパタンとする押さえがありますよね。最初に剥がしてしまったときから、
それを起こすのを忘れていました。ああ恥ずかしい・・・。

家に帰って、CPUをつけました。インテルのリテールのシンクは両面テープが
ついていて、グリースを塗らなくてもいい。グリースはいろいろ塗ってみましたけど
どうもうまくいかないのでこのタイプがいいね。
ちなみに、もともと着いているグリースを拭き取るのは「zippo の燃料がいい」というのを聞いて、タバコ吸わないのに買ってきました。結構いいです。

あっさり取り付けられて、無事動き出しました。でもインテルのリテールのファンも
うるさいんですよ。

いろいろ聞いて、COOLER MASTERのCyprum Liteというのがお手軽という話です。
もう秋葉に行くのヤだったので、通販で買いました。
これも熱伝導シートで、グリース不要なタイプ。これも割りとあっさり
取り付けられました。

静かだ・・・。パソコンが静かって家の環境がここまで変わるなんて。
NEC の水冷にしようかとか思ってたけど、eMachines しばらくいけるなと思いました。
ということで、eMachines がうるさくて悩んでる方は、Cyprum Lite をお試しください。

Last Update : 2005/04/24 16:14