ノートでの充電&転送を同時に行うため、
PCカードのIEEE1394インターフェイス、
RATOCのREX-CFW3を導入してみました。
これ、バスパワーが要るときは専用ACアダプターを使えとか
書いてて、確かに横ちょに穴がついています。
ますが、I-O DATAのPCIバス用のアダプターが
電源なしでわずかながらバスパワーを出してたので
ダメモトでACアダプターを買わずにiPodを挿してみました。
結果は×でした。
これ、ちょっとどうなんでしょうね。
PCカード式の光学ドライブであればバスパワーで動きます。
PCIバス用のIEEE1394カードにも、
マザーボードから追加で電源を取るものと
取らないでも微弱ながらバスパワーを出すものもあるように、
特にどれだけバスパワーを出すという定格があるわけじゃ
ないようです。
また、ノートパソコンであるiBookのIEEE1394は6ピンで、
ちゃんとバスパワーを出しています。
だから、PCカード用のIEEE1394アダプタも、
バスパワー出して出せないわけじゃないと思うんですけど・・・。
ビデオデッキ使うほどの電気が出せるかはナゾですが、
ぼくの用途の場合はiPodを充電できればいいので、
ちょっと出してくれればいい。
でもこーゆーカードがないんですよ。
「スゴイカード」という製品を出してるスゴイ会社があって、
USBとIEEE1394とLANが1個のPCカードに入ってて、
たしかにスゴイなと思うんですけど、
やっぱりIEEE1394は4ピン。いかんがな!
どうなんでしょうね。
ACアダプターは別売で、カードを買った店にも在庫がなく、
注文しないといけません。
12V×1A。似たような定格のACアダプター腐るほど持ってるので
挿しにさしてみましたが穴が合いませんでした。
ACアダプターの定格というのはめちゃめちゃ野放図に種類があります。
・電流
・電圧
・プラグの太さ
・中がプラスかマイナスか
実は少々電流・電圧が違っても動くんですが、
プラグの太さが違うと当然のように使えません。
形も単純な◎でなく、ソニーのビデオカメラのように
特殊な形のもあります。
これ、死ぬほど鬱陶しいんですけどなんとかならないでしょうか。
ACアダプターを機械ごとに管理して置いとかないといけないなんて、
気が遠くなる思いです。
最近は東芝のGenioとシャープのザウルスと東芝のGigabeatが同じ5Vだった、
PanasonicのLet's noteとソニーのVAIO U101が同じだった
(ソニーといえば独自インターフェイスが異常に好きな
会社なのでこれは意外!)
と結構ツイていたので(ていうかこまごま買いすぎ・・・)
ついていたと思ったんですが、iPod以来また不調です。
ていうか、なぜこのいたずらな種類の多さが社会問題化しないのか謎です。
汎用のものを使いまわせれば、ユーザーも余計に持ち歩かずに済み、
テーブルタップに内臓されたものなど面白い製品も出るでしょう。
本製品を捨てても、ACアダプターは引退させずに済んで地球にも優しい。
会社の近所のPC DEPOTで注文したら数日で来ました。
で、つないでみたらなんなく充電しながら転送できました。
実はiPodのACアダプターは気が遠くなるほどでかいので、
カードとコミでも旅先はこっちの方がいいかも。
ノートは絶対持ち歩くので。
iPodのACアダプターの不細工さもAppleのブランドイメージを大きく損なうものです。
これもまさかMacに誘導する工作の一環だったりして・・・。
<Appleへの注文>
・iPodのACアダプター小さくできないか
<RATOCへの注文>
・PCカード式IEEE1394インターフェイスからバスパワー出せないか
<電機業界への注文>
・もっとACアダプターをまとめろ!!!
追記:
とか書いてたら、
別の掲示板に4ピンIEEE1394のPCで
充電/転送を同時にやる裏技が書いてました。
なんかIEEE1394ハブ(分岐機)を使い、
iPodのACアダプターとハブをiPod同梱のケーブルでつなぎ、
iPodとハブを6ピン<=>6ピンのIEEE1394ケーブルでつなぎ、
パソコンとハブを4ピン<=>6ピンのIEEE1394ケーブルでつなぐ。
要は電気を足してやるんですがこれでできるそうです。
(メーカー無保証ですので自己責任でお願いします)
さあどうでしょう、デスクトップPCの場合は
PCIバスにIEEE1394カードを挿すのが一番ラクチンですが、
4ピンIEEE1394のノートの場合、
方法1:IEEE1394/USB二又ケーブルを使う方法
・買うもの:二又ケーブル
さらに使うもの:iPod同梱のACアダプター
方法2:IEEE1394カードを使う方法
・買うもの:IEEE1394カードと別売のACアダプター
さらに使うもの:iPod同梱のケーブル
方法3:IEEE1394ハブを使う方法
・買うもの:IEEE1394ハブ、4<=>6ケーブル、6<=>6ケーブル
さらに使うもの:iPod同梱のケーブルとACアダプター
ということで、
出費の点では方法1が、
手荷物の点では方法2が優れているようです。
ただ、パソコンを使わないで充電だけしたい局面も考えると、
結局メーカー推奨の方法1がいいかもしれないです。
さてハブ(hub)という言葉ですが、
もともとは車輪の車軸のことです。
車軸から車輪に向かって伸びている支えをスポークといいます。
以前成田空港がアジアのハブ空港の地位を失うとか
言ってましたね。