日々叢書(この著者ちょこちょこ昔の文章直します。スイマセン)

昔、ダウンタウンの松本が
「蚊の吸う血なんて知れてるから、いくらでも吸うたらええねん。
 ちゅー、て血をすうて、その後『お返しをあげるよ〜』て
 『カユイカユイ液』を入れる、あれをやめとけ言うねん」
と言ってましたが、これは勘違いらしいです。

蚊は、いきなり血を刺す針を深く刺すと痛がるから、
それに先立って一種の麻酔薬(しびれ薬)を注入するらしいですね。
このしびれ薬が切れてくると痒みを起こすそうです。

ところでってめちゃめちゃ由来がわかりやすい字ですね。
ブンブンいうから虫偏にブンなわけでしょう。

松平定信が行った寛政の改革のころ、蜀山人というひとが
「世の中に蚊ほどうるさきものはなし 文武文武で夜も眠れず」
といいましたがこれは「蚊ほど」と「かほど(これほど)」、
ブンブンいう羽音と「文武」(当時盛んに武士に奨励された
学問と技芸のこと)を掛けたものと学校で習いました。
煙たがられるほど真面目な人物であった定信ですが、
まさか自分の直系の子孫がNHKのアナウンサーでありながら
タクシーの運転手を後ろから蹴飛ばすようになるとは
思いもしなかったのではないでしょうか。(もういい加減忘れてやれよ!

Last Update : 2003/11/16 00:02